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温暖化影響情報

地球温暖化の現状

IPCC 第5次報告書(第1作業部会)より、地球温暖化の現状を紹介します。

気温の上昇

「気候システムの温暖化には疑う余地がなく、また1950年代以降に観測された変化の多くは過去数千年の間では前例がない。」
  • 1880年~2012年の間に、世界の平均気温は0.85℃上昇しています。
  • 最近30年において、世界の10年平均の気温はいずれも1850年以降のどの平均の値よりも高くなっています。
  • 日本の平均気温は、100年あたり約1.14℃の割合で上昇しており、世界の平均気温に比べ高い上昇率となっています。

世界の平均気温の時系列図

世界の平均気温の時系列図


「21世紀末までに世界の気温は、最大で4.8℃上昇する可能性が高い。」
  • 現時点で二酸化炭素の排出を止めたとしても、気候変化の進行を止めることはできません。(地球の気温は、数世紀にわたり高い水準にとどまり続けます。)
  • 2050年頃に二酸化炭素排出量を現状より半減し、21世紀末にゼロ以下にした場合、気温上昇を2℃以内に抑えることができる可能性があります。

<図:21世紀末における気温変化の予測>

<図:21世紀末における気温変化の予測>


海洋の変化

「海洋上層(0~700m)の海水温が上昇している。」
  • 日本近海の海面水温は平均で100年あたり1.08℃上昇しており、世界平均(100年あたり0.51℃上昇)と比べて高い上昇率となっています。
「1901-2010年の間に、世界の平均海面水位は19cm上昇している。」

世界の平均海面水位の推移

世界の平均海面水位の推移


将来予測

  • 日本の三大湾(大阪湾、伊勢湾、東京湾)のゼロメートル地帯の面積は、5割増加します。

異常気象

「高温や熱波などの異常気象が増加している。」
  • いくつかの異常気象は、人間の活動に伴う温室効果ガスの排出増加による可能性が高いといわれています。
可能性が非常に高い暑い日の増加、寒い日の減少
可能性が高い高温と熱波の増加、極端な高潮の増加
  • 日本では、大雨と猛暑日が増加しています。

(日降水量100㎜以上及び200㎜以上の日数について、1901年~2012年の112年間で増加傾向が明瞭に現れています。また、1日の最高気温が35℃を超える日(猛暑日)の発生件数が増加傾向にあります。)


51地点平均 100㎜以上、200㎜以上の日数

51地点平均 100㎜以上、200㎜以上の日数


猛暑日の日数

猛暑日の日数


「21世紀末までに熱波や高潮など、様々な異常気象の発生可能性が高まる可能性がある。」
ほぼ確実暑い日の増加、寒い日の減少
可能性が非常に高い高温と熱波の増加、極端な高潮の増加